気付けば前回の更新から2年半も経っていました。
ということで、ひとまず私自身の近況報告を。
2024年の11月に日本語教員試験に合格し、その後実践研修を経て、登録日本語教員の資格を取得しました。
そして、今年の4月から日本語学校で日本語教員として働いています。
また、昨年の10月より放送大学に編入し、久しぶりに大学生として勉学に励んでいます。
編み物関係では、昨年の12月にmiyuki amimono stutidoのみゆき先生と2人で作品展を開催しました。
随分時間が経ってしまいましたが、久しぶりのブログは作品展について書こうと思います。
昨年12月5日から7日まで、原宿のMILLS TOKYOにて「セーターができるまで」と題した作品展を開催しました。
編み物をしない人にも興味を持ってもらえるように、セーターができるまでを分かりやすく展示しました。

前身頃、後身頃、袖をパーツごとに展示したり

ゲージについて考察したりしました。ゲージというのは編み地の10センチ四方当りの目数と段数のことです。
人形が着ている小さなカーディガンと、人間サイズのカーディガン。
実は、同じ目数と段数で編んでいるのです。
細い糸と細い針で編めば小さく、太い糸と太い針で編めば大きくなることが一目瞭然です。
人形を編んだのは針金みたいに細い1.25mmの針で、ゲージは90目110段です。
こんな細かい作業をしたみゆき先生に拍手です。
人間サイズは、11mmの針で編んでゲージは11目14段です。
編み物にゲージは付きものですが、面倒くさくてあまりちゃんと取らない方も多いのでは。
ゲージを間違えるとこんなにもサイズが変わってしまうということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
(とはいえ、こんなに差が出てしまうならさすがに途中で気付くと思いますが)

他にも編み込み模様の編み方も展示しました。
これもゲージを取ることが必要です。

このスカートは配色についての実験。
段数など一定の条件の下、3つのパータンで編みました。
1つ目はサイコロの目で決めました。
家族など近しい人にサイコロを振ってもらい、出た目で段数と色を決めました。
2つ目はchatGPTに聞いて決めました。
簡単にいくかと思いきや、計算が苦手なようで何度も指示を出してやり直しました。
足し算ができないんですね…
そして、3つ目は私が決めました。
結果は大差がないように見えますが、来ていただいた方にどれが好みか聞いたところ
「白がお腹のあたりにくると太って見えるかも」などと思いもつかなかった感想をいただきました。
これから配色を考える上で参考にしたいと思います。

こちらは、同じ糸で編んだソックス、パンツ、セーター、ケープです。
製作時間と目数、糸の使用量を計測してみました。
そもそもこの展示会を開催しようと思ったきっかけは、友人の一言でした。
私の着ていた手編みのセーターを見て「それ、何目あるの?」と聞かれたのです。
何目あるかなんて考えたこともなかったので、答えられず…
いつか計算してみようと思っていたのです。
(“いつか”とかじゃなく、編み図さえあればすぐに計算できるものなのですけど…)
メリヤス編みのプレーンのセーターは、40,650目で、製作時間は約24時間。
アラン模様のセーターは、49,010目で、製作時間は約48時間でした。
目数でいえば、配色の実験で編んだ3枚のスカートが一番多く、1枚につき101,500目でした。

そして、右にある縦に並んだ2枚のセーターは、「昭和セーター」と「令和セーター」と名付けました。
ブルーグリーンの昭和セーターは、私の義母が編んだセーターです。
そのセーターの編み地を見ながら、令和の今同じように編んで再現してみました。
下のピンクのセーターがそれです。

棒針編み、かぎ針編み、アフガン編みの色々な編み地も展示しました。
それから、ワークショップも開催しました。

ワークショップで作った作品です。
左から棒針編みのソックス、アフガン編みのツリー、かぎ針編みのクリスマスボールです。
初めてのワークショップで、至らないところもあったかと思いますが
多くの方にお越しいただき、大変ありがたく思っています。
直前まで準備に追われていましたが、始まってみればあっという間の3日間でした。
久しぶりに寝不足の日々を過ごしましたが、本当に開催して良かったなと思っています。
また面白い企画が思いついたら、第二弾も開催したいと考えています。
初めて主催した作品展は無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、改めて感謝いたします。ありがとうございました。