従姉ファミリーにニット帽を編みました

ニット帽

従姉ファミリーにニット帽を編みました。
従姉の一番下の小学生の娘にニット帽をプレゼントしたら、
上のお兄ちゃんからもリクエストされました。
男子高生からのリクエストなんて嬉しくて
糸から選んでもらって編みました。

頼んだ糸が到着する前に、手持ちの糸でいくつか試し編み。
頭周りは、小学生くらいになれば大人とそんなに変わらないのでワンサイズでいくつか編んでみました。

ニット帽は、基本的には輪編みで編みます。
輪編みというのは、表側だけ見て編む編み方です。
セーターを編むときにするような往復編みより易しく編めます。

往復編みと輪編みの違いについて

ここで少し編み方の説明です。
編み物をされている方にとっては少々退屈な話かもしれません。
往復編みと輪編みの違いについてです。

マフラーやセーターを編むときの一般的な編み方が、往復編みです。
1段編んだらひっくり返して2段目を編んで、
またひっくり返して3段目を編んで…と繰り返していきます。
ですので、1段目は編み地の表側を手前に、2段目は裏側を手前にして編むことになります。
この裏側を手前にして編むというのが少し厄介なんです。
編み図記号は全て表側から見たときの形で書いてあります。
そのため、裏側を手前にして編むときには、その編み図記号を頭の中で変換させる必要があります。
例えば、編み図記号が表目なら、反対の裏目を編みます。
そうすることによって、表から見たときに表目になります。

今回の帽子のように筒状のものを編むときには、輪編みで編みます。
輪編みは、常に表側を手前にして編むので、
編み図を脳内変換する必要がなく編み図に書かれている通りに編めばいいのです。
文章での説明だとなかなか伝わらないと思いますが、実際に往復編み、輪編みを編んでみると違いがよくわかります。

と説明が長くなりましたが、
ニット帽のような輪で編むものは、アラン模様など少し複雑な模様を編むときの練習にいいかもしれません。
私も小物を編んで色々な編み地を試しています。